我が家の息子(発達障害・ADHD)は小学3年生の終わりからオンラインの通信教材「すらら」をはじめ、今のところほぼ毎日自ら進んで勉強しています。

常に落ち着きが無くなかなか学習習慣が身につかなかった息子も、すららを始めてから少しずつ勉強に意欲的になってきて、その効果を実感しています。

発達障害の子供は一人一人個性があり、教材によってもそれぞれ相性があると思うので、一概に全てのお子さんにおすすめできるわけではありません。

それでも私なりに色々と通信教材を探してみた結果、息子には「すらら」が合っていたようなので、一体験談としてブログに残していこうと思います。

同じように発達障害児を持ち、勉強に悩みを抱えているご家庭の参考になれば嬉しいです。

 

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我が家の発達障害児(ADHD)がすららを始めたきっかけ

我が家の息子(現在小4)は、5歳の終わりごろ発達障害(ADHD)と診断されました。

小さいころから落ち着きがなく多動性の特徴が出ていたのでかなり気になってはいたのですが、実際に診断が下りた時は「やっぱりか」と思いました。

これまで感じていたモヤモヤがはれて安堵する一方、「これからどうしていこう」と不安でいっぱいでした。

今のところはなんとか軽度の症状で収まっていますが、今後勉強が難しくなるにつれて「読み」「書き」「計算」などの学習障害がどの程度出てくるか分からない状況でした。

小学校に入りどうやって勉強を教えたら良いのか悩み、家でも出来るオンライン教材を色々探していたところ、見た目も楽しく、無学年教材で自由にさかのぼり学習ができる点が良いなと思い「すらら」を選びました。

 

初めは自分で勉強を教えようと思ったが挫折

両親ともに学生自体、塾講師の経験があったので勉強を教えるのには少し自信がありました。

ところが小学校に入り、初めは家庭学習も自分で教えようと思い、一緒に机に座ってみるも中々話を聞いてくれませんでした。

発達障害の子供はとにかく「集中力が続かない」

親が教えていると甘えもあるのか、気に食わないことがあると癇癪を起してしまい継続することが困難でした。

案の定、学校での授業も全然集中ができていないようで、ひどい時には教室から出て行ってしまったり、すぐに健常児との違いや勉強の遅れを感じるようになりました。

発達障害児にはその子の特性を理解した教材や教え方が必要と感じ、自宅でも出来るオンライン教材を探していたところ、すららを見つけました。

 

大好きなゲームをやる感覚で取り組めるのが息子には合っていた

息子は普段は落ち着きがなく動き回っているのですが、好きなアニメやゲーム・Youtubeなどはひたすらに見続けていました。

人間ではなくアニメのキャラクターが講師となって教えてくれる一見ゲームのような教材のすららなら、息子でも取り組みやすいかもと思い、体験版を一緒にやってみたところ、一番最初からかなり食いつきがよかったのを覚えています。

これなら続けられそうと思い、ちょうど入会金0円キャンペーン中だったので、すららを始めてみることにしました。

ゲームのような見た目が幼稚っぽいという口コミも有るようですが、我が家の息子(小学生)には正にドンピシャな教材だったので、ゲーム好きのお子さんなら合うんじゃないかなと思います。

 

小3発達障害児(ADHD)がすららをやってみた我が家の口コミ・レビュー

我が家では小学校3年生の終わり頃からすららを使った家庭学習を始めました。

一利用者の口コミとして、我が家で使ってみた感想やすららを初めて良かった点についてまとめてみたので、参考にしていただければと思います。

すららの良いところ

  • 発達障害の息子が楽しみながら勉強できている
  • 自由にさかのぼり学習ができるので苦手を克服しやすい
  • 解説→練習の繰り返しで、長時間でも飽きにくい

発達障害の息子が「すらら楽しい」。本人のやる気が一番大事

我が家の息子は幸い、今のところ「すららで勉強するのが楽しい」と言ってくれています。

集中力もかなり持つようで、1度始めると1時間くらいは余裕でやり続けています。単元が終わるとご褒美がもらえるのが楽しいそうです。

親としては成績うんぬんよりも、楽しんでやってくれているのが何より嬉しい。

本人のやる気が一番なので、今後もすららは続けようと思っています。

すららに出てくるキャラクターが好きなようで、よく声マネをして遊んでいます。

 

発達障害児にはさかのぼり学習(無学年式)が必須

発達障害の子供の場合、多くは自分の学年より低い学年の内容でつまづいていることが多いかと思います。

うちの息子もそうでしたが、「すらら」の場合は自由にさかのぼり学習ができるのでかなり助かりました。

実際、小3で始めてみたものの、苦手な国語と数学では小2の内容から戻ってやり直しすると、かなりミスも多く全然理解が追い付いていないことが分かりました。

学年に関係なく、理解の甘い単元を何度もやり直しすることで、少しずつ正答率が上がるように。

すららにはAIがつまづきポイントを自動で分析して復習させてくれる機能が付いており、かなり効率良く学習を進められていると思います。

 

解説→練習のテンポが良くて能動的な学習になっている

発達障害(ADHD)にはよくある傾向だと思いますが、長時間話を聞くのが苦手な息子にとって、一方通行の学校の授業スタイルは苦痛に感じていたようです。

また、マルチタスクが苦手な発達障害児にとっては、色んな情報を一気に解説されると覚えておけずパンクしてしまうようです。

すららの教材は、ある程度解説をすると「では実際にやってみよう」とすぐ練習問題に移り、今聞いたことをもとに自分で考え手を動かす必要があります。

解説→練習のテンポが良いので、長時間でも飽きずに続けられる。

練習問題はその場で採点し、「ピンポーン」など効果音を付けて丸付けしてもらえることで、「できた!」と達成感を感じれるのも嬉しいようです。

 

手書き入力の精度をもう少し改善してほしい

実際にすららを使ってみて少し不便に感じた点をあえて挙げるとすると、「手書き入力の精度」についてです。

手書き入力の精度がイマイチな時がある

すららには選択問題だけでなく、手書きで回答を入力するような問題が出てきます。(タイピング入力に切り替えも可能)

発達障害も関係があるらしいのですが、息子はなかなか字が汚いので、まれに何度書いても正しく認識されず正答にならずイライラすることがあります。

逆に字をゆっくり丁寧に書く練習になってはいますが…

この問題については、タブレット教材はどれもある程度仕方ないのかもしれませんが、もう少し改善してもらえたら良いなと思っています。

それ以外は特に不満なところはありません。

 

すららの特徴と発達障害に向いている理由

画像引用元:すらら公式サイト

すららを実際に使ってみて、発達障害の息子にも合っていると思った理由やすららの特徴などを紹介します。

発達障害専門機関が監修する唯一の通信教材

「すらら」を知るきっかけにもなった点ですが、すららは「子供の発達科学研究所」という発達障害の専門機関が監修して作られた教材です。

基本的な読み書きが苦手な子供や、集中力が持続しないといった発達障害児の特性をよく考えて、教材のカリキュラムが組まれています。

他の通信教材ではこういったものは見かけませんでした。

塾講師をしていた自分の経験値が我が子には中々上手く活かせなかった反省もあり、発達障害児には一般的な学習方法よりも、発達障害の特性をしっかりと捉えた教材の方が合っていると思いました。

すららは専門機関が監修して作られているから、発達障害児が取り組む教材としては向いている。

 

解説が丁寧・対話式のコミュニケーションで置いてけぼりにならない

すららの解説は、一般的な動画授業や教材よりもかなり丁寧でゆっくりしています。

有名声優を使ったクリアな音声はとても聞き取りやすく、理解に時間がかかる発達障害児にも分かりやすいと思いました。

一方通行な授業とは違って、講師役のキャラクターが都度、話しかけてくれて会話するような対話式のコミュニケーションなので、聞いている側も置いてけぼりになりません。

すららの解説はかなり丁寧でゆっくりしていて、聞き取りやすい。

 

AIによる反復復習で繰り返しが記憶の定着につながる

発達障害児(ADHD)が勉強をする上で難しいの要素の一つが、「覚えの悪さ」だと思います。

ワーキングメモリが少ないのかちょっとしたケアレスミスなどが多く、そんなに難しくないポイントでも、同じところで何度も何度もミスをしてしまいます。

すららには、AIが学習記録からつまづきの原因を自動で特定し、何度も繰り返し出題してくれるアダプティブ機能があります。

記憶が定着しにくい発達障害児にとっては、しつこいくらいの反復練習が効果的なのかなと思っています。

学習記録からつまづきの原因を自動で特定し、何度も繰り返し出題してくれるAI機能が、記憶力の定着に良い。

 

すららコーチが発達障害児への理解がある

すららには「すららコーチ」という学習を進めるサポート役の先生が付きます。

すららの受講生には発達障害児や不登校のお子さんも多いので、LINEでやり取りをしていても、こういった子供への対応に慣れている感じがしました。

実際に発達障害児の息子にとっては、最初は学習プランを立てても中々予定通りに進みませんでしたが、こちらの要望にも柔軟に学習プランを変更してくれました。

時には心温まるフィードバックやアドバイスをしてくれるなど、親としても精神的にかなり助けられています。

発達障害児への理解のあるコーチが在籍しているので、色々相談できて心強い。

 

すららを利用している発達障害児を持つご家庭の口コミ

我が家と同じように発達障害児をお持ちのご家庭ですららを利用している人の口コミをご紹介します。

実際に我が家がすららを始める前にも、こういったポジティブな口コミが多かったことが背中を押してくれたように思います。

すららを利用している発達障害児の口コミ①

同じくADHDのお子さんが1~2時間も集中して出来るというのが、やり始める前は信じられませんでしたが、我が家の息子も今同じ状態になっています。

集中力が無い発達障害児でもここまで出来るんだと励みになります。

すららを利用している発達障害児の口コミ②

発達障害児の勉強には親のサポートが必須だと思いますが、すららがあって本当に助かったと私も共感できます。

すららを利用している発達障害児の口コミ③

発達障害のお子さんには不登校の子も多いですが、直接授業を聞けなくても自宅で学習ができるのは良いですよね。

できるようになると本人の自己肯定感も上がります。

すららを利用している発達障害児の口コミ④

発達障害がある場合、他のお子さんと同じように通塾するのは困難な場合が多いです。

こういった発達障害に強い通信教材があるのはかなり助かっています。

 

すららは不登校の子供にもおすすめできる

これについては後から知ったのですが、すららの教材は不登校のお子さんにも最適だと思います。

学校に行かなくてもすららを受講することで出席扱いになる

すららは、不登校のお子さんでもオンラインで家庭学習をすることで、小・中学校に行かなくても「出席扱い」になる制度を採用しています。

いじめや体調不良など各ご家庭で様々な事情があり、「勉強はしたいけれど、なかなか学校に行けない」と悩むお子さんやご両親にとって、とても心強いですよね。

息子も一時期「学校に行きたくない」と言っていた時期があるので、どうすれば良いか分からない・先が見えないという親御さんの気持ちには痛いぐらい共感できます。

実際に不登校でもすららで出席扱いにしてもらえたという口コミも多く見かけるので、かなり信頼性も高いです。

すららコーチによる学校への働きかけのサポートも受けられるので、出席扱いが目的であれば他の教材よりも安心できるのではと思います。

 

発達障害のある息子には他の通信教材では合わなかった

一応すららを始める際に他の大手通信教材も検討したのですが、それぞれ以下の点で息子には合わないなと感じたので、ご紹介します。

スタディサプリは講師が人間なので嫌がった

大手通信教材のスタディサプリも小学生向けの講座があり、基本動画授業のみでしたが格安な点が良いなと思いました。

ただ、そもそも小学校低学年向けの範囲をカバーしていなかったのと、学校の授業のような人間の先生の話を聞くスタイルなので、いくら人気講師とはいえ集中して聞くのが難しそうでした。

健常児向け(特に成績の良い子供向け)に作られているので、発達障害のある息子には合わないなと思いました。

≫すららとスマイルゼミの違いを詳しく見る

スマイルゼミよりすららの方がサポートが充実

専用タブレットを使用するスマイルゼミはかなり迷いました。

幼児教育にも強いスマイルゼミも楽しく勉強ができそうでしたが、不安だったのが料金面。

学年毎にどんどん高くなる料金体系が複雑なのと、タブレット代や解約金の縛りがかなりきついのがネックだなと思いました。

すららの方は料金は高いものの、すららコーチが付くことで勉強の進め方をサポートしてくれる点は料金に見合っていると思い、すららを選ぶ決め手になりました。

≫すららとスマイルゼミの違いを詳しく見る

デキタスよりもさかのぼり・先取りの自由度が高い

アニメーション式の通信教材と言えば、すららの他に「デキタス」も有名です。

ただ、デキタスは基本学年式の教材になっており、一部さかのぼりや先取りの予習・復習機能もあるようですが、そこまで自由度はないようで、学習内容を自由に選ぶには複数学年ごとに申し込みが必要のようです。

発達障害児は特に得意不得意の差が激しく、さかのぼり・先取り学習が中心となりそうだったので、その点ではすららの方が使いやすそうと思いました。

月額料金はすららの方が高いですが、すららコーチによる個別指導も含まれている点を考えると、結果的にはすららの方が割安かなと思っています。

 

すららのコース別料金と支払い方法

最後にすららの料金とコースについてご紹介します。

■小学生向けコース一覧

 

コース名
(学習範囲)

教科数 入会金(税込) 支払いサイクル 月額料金(税込)
小中コース
(小1~中3)

3教科
(国・数・英)

11,000円 毎月 8,800円
4か月継続 8,228円
小学コース
(小1~小6)
4教科
(国・数・理・社)
11,000円 毎月 8,800円
4か月継続 8,228円

小中コース
(小1~中3)

5教科
(国・数・理・社・英)
7,700円 毎月 10,978円
4か月継続 10,428円

 

■中高生向けコース一覧

コース名
(学習範囲)
教科数 入会金(税込) 支払いサイクル 月額料金(税込)
中高コース
(中1~高3)

3教科
(国・数・英)

11,000円 毎月 8,800円
4か月継続 8,228円
中高コース
(中1~高3)
5教科
(国・数・理・社・英)
7,700円 毎月 10,978円
4か月継続 10,428円

我が家の場合は、入会金無料キャンペーン中に入会したので、入会金はかかりませんでした。

不定期に実施しているキャンペーンですが、かなりお得なのでぜひおすすめです。

なお、支払方法はクレジットカード決済のみで、初回のお支払いは、「入会金+2か月分の受講料金」となります。

対応クレジットカード

  • VISA
  • MasterCard
  • ニコス
  • ダイナース
  • JCB
  • AMEX

4か月継続コースで入会する場合、途中で解約する際は数千円の解約金が発生するので注意しましょう。

参考:すららの料金についてもっと詳しく知る

 

すららは利用前に無料体験ができる

すららの教材は、申し込みをする前に無料体験版の教材を触ることができます

我が家も初めは無料体験をやってみたところ、想像以上に息子の反応が良かったので利用を始めました。

無料体験版の利用方法や使ってみた感想は、別の記事にまとめているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

すららはお試しできる?元塾講師が無料体験やってみた感想まとめ

こんな疑問にお答えします。 無学年方式でさかのぼり学習も先取り学習もできる、対話型アニメーション教材の「すらら」。 他の通信教材とは違ってかなり個性的なので、実際にどんな教材なのか、お試しができるのか ...

すららは発達障害児の特性をよく捉えて作られた教材

今のところ、我が家の家庭学習にはすららが合っているようです。

実際に息子が利用してみて、すららは発達障害児の特性をよく捉えて作られたとてもいい教材だなと感じています

発達障害には一人一人個性があるので、一概にどのお子さんやご家庭にも合うとは言えませんが、発達障害で悩んでいるのなら、少なくとも他の教材よりは試してみる価値はあると思います。

申し込み前に無料体験もできるので、気になる方はぜひ一度お子さんと一緒に試してみてください。

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